患者様の年代、性別

70代　女性

治療の背景

来院された2年前に総入れ歯を作製されたそうです。 60代はじめに、歯周病によって歯をすべて失ってしまい、総入れ歯になったとのことでした。総入れ歯がガタついて噛めなくなってきたとのことで当院にいらしてくださいました。

来院時の状況

既存の総入れ歯の設計が特段悪いものではありませんでした。下顎にはアマルガムが充填されている古いタイプの義歯でした。
歯並びは気に入っているが、食事をしっかり噛みたい、食事の熱を感じたいとのことで金属床義歯を希望されました。

治療計画

食事を楽しみたいという強い思いがありましたので、吸着性が高くなるよう注意して入れ歯製作をする。また、ブレードティースという咀嚼能力の向上を目的とした人工歯を臼歯部に付与することにした。これによって、食事がより嚙み切りやすくなります。

作成した義歯の写真

金属床をすることにより、薄く作製することができたため、違和感の軽減に繋がりました。吸着性の高い入れ歯、咀嚼した時の噛み切りやすさがブレードティースによって担保されました。

かかった治療期間

2ヶ月〜3ヶ月程度

※治療用義歯を作製する症例の場合はもう少し期間が長くなります。

かかった費用