歯科のセカンドオピニオンについて
歯科におけるセカンドオピニオンとは?
「セカンドオピニオン」という言葉を耳にしたことがあると思います。セカンドオピニオンは、現在通院されている歯科医院の先生が提示した治療法以外の選択肢を検討したい場合に用いられる医療サービスです。
当院では、日本歯周病学会歯周病専門医/指導医、歯科審美学会・理事/認定医、日本顎咬合学会認定/指導歯科技工士が在籍しており、各専門領域のエキスパートが、患者様にとって最適な治療方法をご提案いたします。
セカンドオピニオンのメリット
セカンドオピニオンのメリットは、「現在治療をしてくれている歯科医師以外の意見を取り入れられる」というのが、最も大きなメリットです。具体的には下記のようなメリットがあります。
- 患者様が持っている悩みや不安に対して、客観的な意見を得ることができる。
- 治療に関するメリット・デメリットを中立的立場で冷静に説明してもらうことができる。
- 患者様ご自身で、納得した治療を選択することができる。
- 誤診のリスクを低減させることが出来ます。また、ご自身に適した治療を選択できる可能性が高まります。
歯科医師の知識や経験値によって、診断内容が変わる可能性があります。それは歯科の領域だけでなく、すべてに当てはまることだと思います。患者様ご自身が、最適な治療を判断するのは、非常に難しいことです。だからこそ、セカンドオピニオンを有効に利用することで、診断の妥当性や治療の選択肢を広げることが出来るのもメリットに一つなるでしょう。
当院でセカンドオピニオンを受けられる方の傾向
当院では、以下のようなお悩みでセカンドオピニオンを受けられる方がいらっしゃいます。
- 歯周病や虫歯で抜歯と言われたが、残すことは出来ないか?
- インプラント治療を受けたが、その後歯茎に違和感や腫れがある。
- ブリッジまたは被せ物などしたが、どうも噛みづらいし、肩こりも悪化した、噛みあわせに問題はないか?
- 銀歯の下に虫歯が出来ていると言われた。
- 入れ歯とインプラントどちらが良いかわからない。
- ブリッジとインプラントどちらかで悩んでいる。
- 入れ歯が合わないから噛めない、噛むと痛い、よく外れるから何とかしたい。
- 診断結果が不安なので、再度検査をしてほしい。
- 話を聞いてくれないから聞いてほしい。
- 15分で終わる治療で何度も通うことに不信感がある。
歯は、生活と密接に関係しているので、悩んだまま治療を進めるのではなく、一度セカンドオピニオンを受けられることをおすすめします。
セカンドオピニオンをより良くするためのポイント
何を聞きたいか?を準備しておきましょう。
現在治療中の歯科医院で聞いたお話の何が疑問で、どういったことが不安なのかを予め準備しておきましょう。質問が明確にしておくことによって、患者様ご自身がベストな治療法を判断する基準になります。
自分の意見をしっかりと伝えましょう。
いざセカンドオピニオンが始まりました。が、意見が言えずに、不安が取り除けないまま終わってしまった・・・というのは、非常にもったいないです。「歯を残したいのに、これは抜歯だと言われた」「この歯周病は外科治療が必要だと言われて不安だ」「インプラントの説明をされたが納得できない」など、ご自身のお気持ちをしっかり伝えてください。そういった明確なお悩み事を聞くことが出来れば、正確な返答をお返しすることができます。
お困りになられたら、まずはお問い合わせください。
当院は、患者様がお口を守る「パートナー」です。歯は、生きていく上で一生付き合っていくものです。患者様がお困りの場合、不安が拭い去れない場合は、是非お話をお聞かせください。
お一人で心配でしたらご家族や友人をお連れください。ふた席用意しております。