入れ歯(義歯)

食事が噛めることが、大前提

食事を楽しむ

歯を失うことで、食事を噛むことが困難になってしまう場合があります。
だからこそ、部分入れ歯でも総入れ歯でも、しっかり噛めるということが大前提となります。

当院が作製する入れ歯は、食事がしっかり噛めることを目標としています。 歯を失ってしまった方にとって、入れ歯は人生を共に歩むパートナーです。

楽しく、豊かな人生をサポートできるよう努力致します。

入れ歯は種類ではなく、プロセスが大切

入れ歯の豊富な種類を否定するということではなく、どの入れ歯にも製作プロセスがあります。大まかにご紹介をすると、

  1. 検査をする
  2. 診断をする
  3. 型取りをする
  4. 噛み合わせをとる
  5. 入れ歯の見た目や歯の並びを確認する
  6. 入れ歯が完成する
  7. 入れ歯を調整する

これらの工程が発生します。
欠損が多い歯がある場合は、治療用義歯(トリートメントデンチャー)を用いて、更に精密に入れ歯を作製することもあります。

入れ歯の理想と現実

保険制度で作製する義歯のジレンマ

このようにプロセスを分解すると、オーダーメイドで入れ歯を作製する形になります。
当院では保険診療でも自由診療でも出来る限り、ベストな義歯作製を心がけています。

一方で、保険診療では保険制度のルールがあります。
したがって、ルールに則った義歯作製をしなければならないため、型取り・噛み合わせの取得や使用できる材料に制限がかかることも事実です。

ノンクラスプ、金属床、テレスコープ、インプラントデンチャーなど様々な種類がありますが、どの入れ歯を選択するとして、質の高い義歯製作ができなければ、結果的には入れ歯でしっかり噛むことはできないのです。また、残念ながら適応外の可能性もあります。

患者様には口腔内の状態や経済状況をお伺いしながら、どの義歯で作製をすすめるのかの選択肢を提示し、一緒に話し合って決定できたらと考えています。

当院が目指す入れ歯製作

それぞれの義歯の種類には利点欠点があり、また皆様の口腔内の歯が残っている場所、残っている歯の状態、噛み合わせ、粘膜の形や硬さ、過敏で義歯が触れられない場所があるか、その粘膜の下にある骨の状態、さらにはどのような見た目がよいか、など様々な条件から、最適な義歯の種類を提案します。

その上で以下の3つのポイントを入れ歯作製の目標としています。

ポイント1:機能の回復

歯を失うことによって、咀嚼機能を失います。 咀嚼機能を回復させることが入れ歯の目的となります。 インプラントやブリッジも同じ目的です。

ポイント2:審美性を考慮する

入れ歯と気付かれないように考慮することはとても重要なことです。 金属のバネが見えないようにする、自然な口元にする。 審美性を考慮することも入れ歯には重要です。

ポイント3:修理して長く使う

入れ歯にはリラインやリベースといった手法を用いながら、出来る限り長く入れ歯を使えるようにすることも重要です。

あなたが入れ歯に求めることはありますか?

  • 噛めるようになりたい
  • 固定力のある入れ歯にしたい
  • 違和感の少ない入れ歯にしたい
  • 審美性の高い入れ歯にしたい
  • 歯周病の歯を少しでも残したい

入れ歯を作製するにあたり、ご希望があればお伝え下さい。 そのご要望に適した義歯をご提案致します。

当院で実際におこなった入れ歯の症例をご紹介します

部分入れ歯、総入れ歯の症例を掲載しています。
治療の背景から治療計画、実際の口腔内写真を紹介していますので、入れ歯治療を検討している方はぜひご覧ください。

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